ミズノ✕ノンネイティブ WAVE MUJIN TL MID GTX nonnative −現地調査用シューズを探して−

弁護士といえど、毎日オフィスに閉じこもっていられるわけではなく、特に、当事務所のように不動産関係の事案が多い事務所では、物件が所在する現地におもむかなければならないこともしばしば。
「現場百遍」とか、「現場百回」とか申しまして、とにかく現地を見に行くことは事案の理解においてとても重要になります。
街中のマンションや一戸建てのような場所なら何も問題はないですが、田んぼや山林、倉庫や工場跡地などなど物件は様々で、そんなときにスーツに革靴の一辺倒だとご依頼者に呆れられるというもの・・・
というわけで、ゴアテックス搭載かつスニーカースニーカーしていない靴が必要になるのです。
2年ぶりのブラック再販
2025年10月25日(土)AM11:00〜 満を持して「ミズノ✕ノンネイティブ WAVE MUJIN TL MID GTX nonnative」のブラックが再販されました。
2年ほど前にnonnativeとのコラボ第一弾としてグレーが発表され、その後、第二弾としてブラック、第三弾としてカーキ、第四弾としてホワイトが発売されていたが、第一弾(グレー)、第二弾(ブラック)を買い逃してしまったあと、カーキ、ホワイトはいまいちピンとこず、行き場を失った憧れだけが募った状態だったのです。
そんな中での今回のブラックの再販の知らせ。
ここで買わなきゃ後悔してしまう・・・
さて、運命の10月25日を迎え、AM11:00にミズノの公式オンラインショップで購入しようと思いつつ、仕事をしたりなどしていると、いつの間にかすっかり忘れてしまっており、外で昼ごはんを食べていた際に突然思い出し、慌ててミズノの公式オンラインショップを見てみると、マイサイズであろう26.5cmはすでに完売・・・
やはり今回も買えないのか・・・というより、私の執着心などその程度のものだったか・・・などと諦めかけたその時。
よくよく考えたら、直営店なら在庫は残っているのではないか、と思い直し、一番近い直営店であるミズノ京都四条店に電話をしてみると、26.5cmは2足残っているというではありませんか。
とりあえず取り置きを頼んで店へと急ぎます。
土曜日の夕方、雨にもかかわらず、たくさんの外国人観光客が店内で商品を物色している中、スタッフの方に声をおかけしたところ、問題なく取り置いてくれていました。
履きもせずにオンラインで一か八かで購入する予定だったのが、図らずも試着できることになり、結果オーライ。
26.5を履いてみたが、間違いない、他のサイズの試着は不要。
これでいい。これがいい。
というわけで、即購入してきました。
外観

写真で見るよりゴツいです。
ソールの厚み、ギザギザ感がボリューム感を出しています。

私が購入したのは26.5cm。
裸足での実寸は25.2cmなので、捨て寸1cmとして、スニーカーでは26.5cmを選ぶことが多いです。
ちなみに、オールデンのバリーラストでUS7。エドワードグリーンやチャーチのようなイギリス靴ですと6ハーフを履いております。

「ブラック」=黒 というより、チャコールグレー。真っ黒よりもコーデしやすい印象。とはいえ、真っ黒バージョンも見てみたい…
アッパーのメッシュ部分はパリッとした素材。その他の部分は伸縮性はありますが、GORE-TEX搭載ですのでダラッと伸びたりはしなさそうです。



個人的には、白ではなくグレーくらいにして目立ちにくくしてくれたらさらに良かった…

やはり、ランバードロゴをサイドに持ってこなかったからこそのクールなデザイン。


ちょっとの雪くらいでは滑らなさそう。
コーデ
とにかくこのシューレースなしのデザインが近未来的です。
たとえば、弁護士が打ち合わせの際にニューバランスを履いて現れたら、かなりくだけたヤツだな、と思われそうで、さすがにイマイチ。
さりとて最近多く見かけるようになった黒のレザースニーカーにするくらいなら、革靴でいいじゃん、と思ってしまう。
そこにきて、このシューズであれば、カジュアルさは担保しつつ、モノトーンでまとめることで、未来的なドレッシーさを醸し出す?ことができる…ような…
用途としてはタウンユース前提のほんのちょっとアウトドアという位置づけでしょうが、GORE-TEX搭載ですので、雨や雪の日も活躍してくれるでしょう。
季節的には秋冬にこそ、という見た目ではあります。
履くと足元がゴツくなりますので、タートルネック+ジャケット+コートやダウンなど、上が重たい時にしっかりとバランスをとってくれそうです。
履いてみると
ショップでも言われたが、とにかく足入れはしにくい…
何度も履いていくうちに足首のニット部分がユルんできてすんなり履けるそうですが、最初はかなり難儀します…

履いてしまえば良いフィット感。
ミズノ公式サイトに書かれている通り、見た目よりは細めのつくり。
私は左小指のアタりが気になることが多いのですが、細めのつくりにも関わらず小指は不思議と気になりません。


実際の足と比較すると靴がかなり大きく見えますが、これくらいでジャストです。
これ以上サイズを下げるとそもそも履き口から足を入れるのがかなり難しいのと、小指が干渉してしまうものと思われます。
カカトはかなりしっかりとしたホールド感があり、これが足入れのしにくさにつながっているのですが、履いてしまえば心地よいフィット感が得られます。
ただ、それでも私のようなカカトが小さい人間からすると、まだカカトはユルく感じられますが、シューレースがないデザインだとどうしようもない部分かと。
↑第一弾 グレー モダンというより近未来感のある色味。ライトグレーにワンポイントとしてミシュランロゴやGORE-TEXロゴ、ミズノウェーブの白い部分が絶妙な塩梅。
↑第二弾 ブラック(というよりチャコールグレー)
↑第三弾 ヴィンテージカーキ
↑第四弾 オフホワイト
まとめ
履きおろしてみたところ、かなり好感触です。
というか、偏平足で若干幅広だが甲は高くないという私のワガママな足に結構合っている印象。
公式サイトには細めの作りとありますが、そこまで警戒するほど細めではありません。
シューレースでがちっと留めることはできないため、かかとは少し緩くなりますが、全く持って想定の範囲内です。
履き口がニットになっていることから冬でも暖かく履けそうです。
機会があれば色違いのグレーも欲しくなる、そんな素晴らしい商品と言えます。
あと、全く関係ないのですが、ミズノ京都四条店が外国人観光客ばかりなのに驚きました… ミズノが日本を代表するスポーツ用品メーカーなのは当然ですが、たとえばアメリカに旅行に行ったからとてナイキを買うのだろうか、とも思うわけで、とはいえ、やはり外国人からすると、自分の国ではあまり出回っていないミズノを安く買うチャンスなのかも知れず… ミズノの直営店もある意味インバウンド需要を見込んでの京都出店なのかも知れません…










