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カテゴリー: 新着情報, 法律関係
2021-11-28

福岡県弁護士会高齢・障がい者委員会主催「あいゆう研修」にパネリストとして登壇しました。(ついでに福岡を観光しました。)

当職が担当している近江八幡市との訴訟(障害者である原告に対する虐待について、近江八幡市がこれを認識・予見していたにもかかわらず何らの措置をも講じなかったことの違法性を問うもの)を研修で取り上げるので、パネリストとして話をしてほしいという有難いオファーを頂き、福岡を訪れました。

2021年11月26日 13:00~16:30に福岡県弁護士会館にて行われる研修のうち、14:00~16:30の第2部においてお話をさせて頂きました。福岡県弁護士会高齢者・障がい者委員会主催の研修です。

↓↓↓取り上げて頂いたのはこの件です。

代理人を務めている事件が判例時報に掲載されました。 | 滋賀県・草津市の弁護士|ミカン法律事務所 (mikanlaw.jp)

本件を担当して足掛け8年目に突入しています。

第一審勝訴、控訴審敗訴、現在最高裁上告中です。

 

実は、福岡県弁護士会を訪れるのはこれが初めてです。

 

裁判所や弁護士会の建物がある六本松周辺です。

九州大学の跡地とのことですが、新しい建物が多く、かなりオシャレな印象です。

 

↑↑↑裁判所も改装して数年しかたっていないとのことで、とてもキレイです。

 

 

↑↑↑弁護士会館は裁判所の真横にあります。こちらも、新しくなってから3年ほどしか経っていないとのことで、開放感のある洒落た建物でした。

 

↑↑↑弁護士会館の隣は公園になっており、オフィス街の一角という雰囲気ではなく、街に溶け込んでいる印象です。

 

 

↑↑↑弁護士会館のエントランスです。ガラス張りで開放感があります。

 

 

↑↑↑会議室もイケてるオフィスビルのようです。

 

↓↓↓かなり広い会場で、正直驚きました。

オンラインも含め、80名以上の方にご参加いただきました。

弁護士・行政職・福祉職にご参加いただき、本件訴訟を題材に、養護者による身体的・心理的・経済的虐待について、行政職・福祉職・弁護士のあるべき対応の姿を検討しました。

2時間半と長丁場でしたが、パネリストとしましては、手前味噌ながら、有意義な研修となったかと存じます。

 

研修後は、福岡弁護士会の委員会の皆様に懇親会を開いて頂きました。

   

↑↑↑さらに、福岡の夜と言えば中州ということで、屋台にも行ってきました。
思わず、これこれ!!と言ってしまいそうになる、ザ・福岡な雰囲気です。
屋台はもっと寒いのかと思いきや、思いのほか寒くありませんでした。

 

博多駅付近で一泊してここからは完全にただの観光です。

まずは、噂に名高い「吉塚うなぎ屋」さんです。

創業明治六年【博多名代 吉塚うなぎ屋】 (yoshizukaunagi.com)

↑↑↑奮発して上うな重です。

パリッとした仕上がりに、九州らしい甘い醤油のタレが関西にはない蒲焼の味です。

爽やかな山椒の風味と醤油の甘みが絶妙です。

10時半の開店に合わせて店に向いましたが、既に店はいっぱいに。もう一息遅ければかなり待つことなったでしょう。

↓↓↓午前中の中州の様子です。昨夜の喧騒はどこへやら。

 

腹ごしらえも済んだところで大宰府天満宮へ。天神から西鉄線で二日市を経由して大宰府へ。

  

 

 

  

↑↑↑参道を歩き、とりあえずお参り。当然のことながら立派なお社です。

外国人がいないのでコロナ前には程遠いそうですが。それでもかなりの人出です。

私もそうですが、第6波が来ないうちに出かけておこう、ということなのかもしれません。

 

↑↑↑こんなオシャレスタバ見たことない・・・

 

大宰府の次は柳川へ。やはり西鉄線で、二日市経由で柳川駅に向かいます。

天気もいいので川下りです。

柳川の由来は、そもそもは魚を獲るしかけである「やな」↑↑↑から来たものとのことですが、その後、江戸時代にお濠を築き、お濠の土手を強くするために柳の木を植えた↓↓↓ことで、柳の川で「やながわ」となったとのことです。

   

 

↓↓↓途中、大小さまざまな橋の下を通ります。

  

 

↑↑↑柳川の地を愛した北原白秋先生は、橋に映る水面の照り返しを「水陽炎」と呼んだそうです。

 

わかりにくいですが、「水路課」と書いてあります。↑↑↑柳川市役所には「水路課」があり、増水したときなどはこの船で見回るそうです。所変われば仕事も変わります。

 

↑↑↑時折、他社の船とすれ違います。

 

↑↑↑武将・田中吉政の像です。何の因果か、柳川の堀を整備した田中吉政は、近江八幡の八幡堀を整備した人物でもあるとのことです。

心なしか、街の雰囲気が似ています。

 

人通りもなくとても静か。船頭さんの歌声だけが響きます・・・

のどかな風景に心がのびのびします。

 

↑↑↑偶然、新郎新婦を乗せた船とすれ違いました。土地の人たちは、結婚式の際に柳川を船で行くそうです。新郎新婦のほか、親族を乗せて川を上っていきます。船頭さんの力強い歌声で晴れやかながら荘厳な雰囲気です。

若い二人の門出にはぴったりの日和です。オシャレな式場でのウエディングもいいですが、こうした昔ながらの結婚式というのも素敵なものです。

 

途中、アオサギやカワセミの姿を見ることができます。

最高気温14℃と決して寒い日ではなかったのですが、1時間10分ほどの川下りですっかり体は冷え切ってしまいました。

 

 

↑↑↑最期に天神にもどってきて「ひょうたん寿司」に。やはり福岡は魚が美味しいです。リベンジ消費的な何かか、思いがけず豪遊してしまいました。

 

本件訴訟で最高裁での審理で勝訴し、今度は「最高裁での勝訴のポイント」をお話しする研修を福岡県弁護士会さんで開催できれば、これにまさる幸せはありません。

 

福岡から滋賀に戻ってくると、あまりの寒さに驚きました。それもそのはず、比良山は初冠雪を記録していました。冬が来ます。

 

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